2024.9.20
コラムゴルフのラウンドに欠かせないキャディバッグ。さまざまなブランドがある中で、どの商品を選ぶかを検討する時間は楽しいものです。
収納の機能は十分か、デザインはオシャレかといったキャディバッグの選び方は人それぞれですが、その中で「素材」も選び方のポイントの一つになります。
キャディバッグは通常、屋外で使用することが多いため、ある程度の耐久性があるものの、素材の違いによって長持ちしやすいかといった特徴やデメリットも存在します。
そこで本記事では、
「キャディバッグを買うなら長く愛用したい」
「長持ちするキャディバッグの購入を考えている」
という方に向けて、キャディバッグが長持ちしやすい素材について解説します。
さらにお手入れが簡単でオシャレなキャディバッグについても紹介しますので、長く愛用できるキャディバッグをお探しの方はぜひ最後までご覧ください。
目次
キャディバッグ生地に使われる素材の違いというのは、長持ちするかどうかの要因の一つになり得ます。
しかし、「この素材だから長持ちする」とは一概には言えません。というのも「素材(生地)がいつ生産されたものか」ということも重要であるためです。
キャディバッグの生地は「生産日が不明の生地(在庫にある生地)」と「発注後に生産された生地(オーダーメイド生地)」の大きく2つに分けられます。
生産日が不明の生地である場合、素材自体が古くなっていることも考えられるため、新品のキャディバッグであってもすでに劣化が進行している可能性もあります。
一方で、発注後に生産された生地はこれから劣化が進むもの。そのため、発注後に生産された生地を使用したキャディバッグは、生地の劣化が進んでいないという点で、長持ちするといわれています。
いくら耐久に優れた素材とはいえ、素材や生地自体が古いものだと、各生地の特性が十分に発揮できず、長持ちするとは限らないことは理解しておきましょう。
ポリエステルやナイロンといった素材は、トータル的に耐久性・見た目ともに長持ちする生地です。
多少の撥水性があり、カビが発生しにくいうえ、擦れ跡や傷などは多少目につくものの、摩擦に強く生地が破れにくいという特徴があります。使い方によっては、金属パーツより長持ちするケースもあり、非常に耐久性に優れている素材だといえます。
なお、一つのキャディバッグを長く使用しているゴルファーは、ポリエステルやナイロンの素材を使用したキャディバッグを所持している方が多いという声もあります。
ポリエステルの場合、汚れが気になるのであれば、中性洗剤(蛍光剤が入っていないもの)を含ませたスポンジで軽く擦った後、水やぬるま湯をスポンジに含ませてすすぎ洗いをします。
そして、タオルで水気を取り、日陰で乾燥させましょう。
また、ナイロンの場合は簡単な汚れであれば文房具用の白い消しゴムでこすると汚れを落とすことが可能です。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を含ませたタオルをかたく絞ってから拭き取るようにし、陰干しして乾燥させましょう。
デニムや帆布といった素材は綿100%である場合が多いため、摩擦に強く、生地が破れにくいという特徴を持ち、長持ちします。
ただ、生地にポリエステルを混ぜている場合は耐摩擦力はやや落ちる傾向にあります。
また、デニムや帆布は、多少のこすれや変色、破れがあったとしても「その素材ならではの味」として捉えられるため、長く使用するケースが見受けられることから、長持ちすると言えるでしょう。
デメリットとしては、湿気に弱くカビが発生しやすいことや紫外線による変色や色落ちが見られることです。
デニムが汚れた場合のお手入れ方法は、中性洗剤を薄めた水にやわらかい布を浸し、軽く絞ります。表面を叩くように汚れを落としたら、乾いた布で汚れを拭い、自然乾燥させます。
帆布は、縫い目の隙間にほこりが溜まりやすいため、縫い目に沿ってやさしくブラッシングをして、ほこりを除去しましょう。
汚れがついてしまった場合は、歯ブラシや柔らかい布に薄めた中性洗剤を含ませて汚れを落とし、濡れた布で洗剤を拭き取ったら、風通しの良い場所で陰干しをします。
本革は、本物の動物の皮をなめした皮の総称のこと。
表面に耐摩擦加工を施している場合が多く、破れにくいという特徴があります。たとえ破れたとしても、その箇所からの広がりが起きにくいとされます。
一方で、湿気には弱く、カビや変色が発生しやすいとともに、お手入れに手間がかかることや重量が重くなるのがデメリット。
しかし、メンテナンス次第で長く使い続けることができたり、経年変化を楽しめることも本革の魅力の一つです。
本革の場合、使用後は柔らかい布で乾拭きをして付着したほこりや汚れを落とすようにすると、本革ならではの風合いが長持ちします。
また汚れを落とす場合は、革専用クリーナーを付けた布で軽く叩くようにして汚れを浮き上がらせます。汚れが浮いたら別のきれいな布で拭き取り、余分なクリーナーも除去しましょう。
合成皮革は不織布ではない編み物や織物をベースにポリウレタン樹脂(PU)を塗り、表面を型押しして天然皮革に似せたもの。
一方エナメルは、合成皮革にエナメル加工を施したものであり、基本的には合成皮革・エナメルどちらも耐久性は同じだといえます。
エナメルは生地表面にコーティングを施している状態なので、その分、耐摩擦性は合成皮革よりも向上しています。
また、お手入れが比較的簡単で光沢感も保ちやすいため、見た目の印象からも長持ちする素材だと言えるでしょう。
デメリットとしては、破れた箇所に負荷がかかると広がりやすいこと。お手入れや扱い方に気を付けるようにしつつ、使用するようにしましょう。
関連記事:「合成皮革のキャディバッグの正しいお手入れ方法!カビが生えた時の対処法は?」
エナメルは撥水性があるものの、濡れた状態で放置すると劣化の原因になります。高級感のある光沢を保つためにも、雨などで濡れた場合はしっかりと乾いた布で拭き、風通しが良く涼しい場所で乾燥させるようにしましょう。
また、月に1〜2回エナメル素材のローションまたはクリームで磨くことで、エナメル素材の美しい光沢感を持続することができます。
合成皮革の場合、表面の汚れを落とす際は、中性洗剤を薄めた水に柔らかい布を浸してかたく絞り、拭き取るようにしましょう。
キャディバッグが長持ちするかどうかは、素材や生地だけで決まるものではありません。
というのもキャディバッグは、生地以外にさまざまなパーツで構成されているためです。
上記のような要素も長持ちするかどうかに関わりがあるため、素材の寿命が先なのか、パーツの寿命が先なのかはあらゆるケースが考えられます。
素材や生地だけを見て長持ちするかどうかではなく、素材や生地以外にも長持ちするか否かの判断基準があることも理解しておきましょう。
キャディバッグを長持ちさせるためには、保管方法にも気を付ける必要があります。
直射日光が当たる場所にキャディバッグを置いておくと色褪せや変色が起きるおそれがあります。特に高温になりやすい車の中に置いていると、型崩れや変形の原因になることも注意しなくてはなりません。
また、湿気もキャディバッグの保管において気をつけたいところです。湿気が高い場所での保管はカビ発生の原因になってしまいます。
キャディバッグを長く愛用するためにも直射日光が当たらない、風通しの良い室内で保管をするようにしましょう。
関連記事:「【室内】ゴルフバッグの収納方法は?注意点や収納前のお手入れ方法も!」
最後に、私たちレゴリスおすすめのキャディバッグを3つご紹介。見た目のカッコよさだけでなく、お手入れが簡単で長持ちしやすいおしゃれなキャディバッグです。
LPGAツアープロも使用するハイエンドモデルで、クラブをはじめラウンドに必要なゴルフ用品や小物もしっかり収納できます。
『モテたい』をカタチにし、見た目にこだわるオシャレキャディバッグです。
エナメル加工による撥水性の向上でお手入れも楽々なうえ、エナメル専用クリーナーでお手入れすれば、光沢も復活し新品感が蘇ります。
製品名 | SHERIFF【プレミアムシリーズ】 |
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品番 | SP-011 |
素材 | エナメル |
カラー |
・クリスタルネイビー ・ディープレッド |
サイズ | 9.5インチ |
重量 | 4.6kg |
アメリカンバイクの豪華な刺しゅうがオシャレなモデル。
本体の生地はエナメルを使用しているため撥水性があり、使用後は汚れが拭き取りやすいのが嬉しいポイントです。
各カラー100本限定で他の人と被りにくい希少性も魅力となっています。
製品名 | SHERIFF【アメリカンシリーズ】 |
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品番 | SFA-015 |
素材 | エナメル |
カラー |
・ガンメタリックブラック ・アイアンブルー ・クリアーホワイト |
サイズ | 9.5インチ |
重量 | 3.9kg |
男前にカッコよくキメたいあなたにおすすめなKAIZOKUコレクション。
こちらもエナメル素材を使用しており、使用後は乾いた布で拭き取れば、高級感のある光沢が持続します。
さらに、エナメル専用クリーナーで定期的にお手入れを行うことで、新品同様の輝きが長持ちしますよ。
製品名 | VALIANT【KAIZOKUコレクション】 |
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品番 | VA-021 |
素材 | エナメル |
カラー | ・ダークグレー ・ワインレッド |
サイズ | 9.5インチ |
重量 | 3.9kg |
私たち株式会社レゴリスはゴルフバッグ専門メーカーです。
ゴルフは単なる娯楽ではなく、『人を楽しくさせる』『人の笑顔をつくる』『人と人をつなぐ』特別なモノであることを世の中に伝え、一人でも多くのゴルファーを増やすことをミッションとして、モノづくりのまち東大阪市で誕生しました。
ゴルフバックの製造・販売だけでなく、修理や買取にも対応していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。